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2005.12.25

「ミス」だらけの一年に

(サンケイスポーツ) - 12月25日8時2分更新の記事より

男子フリー演技終了時は織田信成(18)=関大1年=が優勝と認定されたが、その後に織田の演技の減点部分が採点で引かれていなかったことが判明。織田から7・4点が減点され1位と2位が入れ替わり、高橋大輔(19)=関大2年=が優勝となった。

今年は、みずほ証券の「発注ミス」やら、強度偽装では「チェックミス」など「ミス」という言葉を何度も聞いた一年だったが、これもひどい。しかも織田くんは、前期の私の講義の受講生、何ともかわいそうな結末だ。

しかも・・・

真相は“人災”だ。フリー演技では「3回転ジャンプは2種類まで2回行うことができる」と規定されている。織田はこの日の演技で3回転ルッツ2回、3回転トゥーループ2回、3回転ループ2回と、3回転を3種類繰り返してしまった。

 ところが、日本連盟が発注したコンピューターのプログラムには、これを自動的にチェックする機能がなかった。国際スケート連盟(ISU)が作成したシステムにはチェック機能があるが、高額なため、購入していなかったという。さらに採点のチェック役のテクニカルコントローラー(城田憲子フィギュア強化部長)が減点を見落とした。日本連盟の見通しの甘さ、まさに人為的なミスにより、起こった“悲劇”。

機械がどんな風にフィギュアスケートの採点をしているのか自体にまず興味があるが、チェック機能付きのプログラムを「高額なため、購入していなかった」というのが、何とも悲しい。「コストダウン」の波、ここにもの感じだが、コストダウンをするのなら、その分人手を逆にきちんとかけていないと結局こういうミスを誘発するものだ。機械による採点は恐らく、人による採点の公平性への疑惑防止が目的なのだろうが、運用するにはやっぱり人間。何度も言うが機械を導入すれば万事オッケーというのは一番危険な考え方だというのを肝に改めて銘じておこう。

フィギュアスケートの採点についてはこちらのページが詳しいです。でも機械のことは出ていませんね。

02:00 PM in スポーツ |

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