2007.07.18

これで本当に大丈夫か?:ジャパン・コンテンツ・ショーケース

これはほんとに大丈夫か?!
経団連主導のコンテンツポータルがオープンITmedia

やや古い話題ですが・・・
著作権をめぐる議論のひとつに、日本では著作物利用の手続きが煩雑で2次利用がやりにくいのではないかという議論がある。
それを意識したのか、ようやくというべきか「ジャパン・コンテンツ・ショーケース」なるものが作られたようなので見に行ってみる。

※「ジャパン・コンテンツ・ショーケース」

印象を一言で言うと・・・大丈夫なのか、これ?!


まず検索機能が貧弱でとにかくキーワードを工夫しないと目指すものが出てこないという感じ。はっきりアーティスト名で検索するか、題名に含まれるかスタッフの名前に含まれるかでないと結果を表示してくれない。
ためしに「井上陽水」とかでやると検索結果が500件を越えるので絞り込めといわれる。
そこでブラウザの「戻る」ボタンを押さないと検索のやり直しができないというのは…どうなんだか(笑)

キーワードを追加すればそこそこ絞り込めるのだが、やっと見つかったと思ったら、情報の内容が貧弱。スタッフとか「賞」とかという項目はあるにはあるが、ほとんど記入されていない。

ためしに「レコード大賞」というキーワードで検索してみたら、何曲かがヒットしたのだが・・・

中に「居酒屋」という曲が入っている。いろいろ調べてみたが、この曲がレコード大賞を取ったような記録が見当たらない。もちろん五木ひろしの代表曲でレコード大賞を取った曲は入っている。でもなんか頼りない検索結果だ。

もっとびっくりしたのは、まさかと思って検索したBill Evansが山のように引っかかったこと。
そりゃ、日本のレコード会社が制作や販売に噛んでいるといっても「ジャパン・コンテンツ・ショーケース」だろう!その中にこういうものが入っているというのは問題があるのではないか?!

そして何よりがっくりなのが、著作権関連の情報を問い合わせる手続きだ。

申込書がワードデータなのはご愛嬌としても・・・中身が・・・
------------
本サイト利用者資格審査においては、日本のコンテンツの商業利用実績を重視いたします。
以下の設問に、貴社の実績をご回答ください。

これまで、日本のコンテンツを商用利用したことがあるか □ Yes □ No
利用したコンテンツのカテゴリー
利用方法(映画上映、テレビ放映、出版、インターネット配信、等)
取引したコンテンツ製作者の名称
取引したコンテンツ製作者の対応窓口
------------

要するにこれから何か始めようという人には全く役立たずというひどい内容。
これでコンテンツ普及をしようというには少し虫が良すぎないか?

03:20 PM in 音楽 | | Comments (1) | TrackBack (0)

2007.06.29

水のような音楽の実現なるか?

著作権団体がP2Pに楽曲安売り?・韓国の音楽業界に難問

アップルがDRM抜きの音楽配信を提案し、EMIがそれに答えてDRM抜きの音楽データ配信をiTunes Music Storeで始めた。そしてお隣韓国では、それ以上に大きな実験が始まろうとしている。

DRM:http://e-words.jp/w/DRM.html


---------------(以下引用)
韓国音源製作者協会は「P2Pの不法コピーを止めさせるためにも定額制は必要だ。P2Pを放っておくより少しでも使用料を徴収すれば新しい市場を生み出せる。・・・」と説明する。
---------------(ここまで)

少しの利用料で、まるで水道水のように好きなだけユーザーは音楽を楽しめ、クリエイターはそこから得られる認知機会を通じコンサートなどにファンを集める、そうすることで双方がハッピーにという「夢のような」ビジネスモデルになっていくのか?
期待を込めて成り行きを注目したい。

上の記事は、韓国のデジタル音楽配信事情の一端もうかがえて興味深い。
韓国でも移動体通信による音楽配信が普及しているが、日本と違うのは「定額制」がかなり浸透していることだろう.

それにしてもMP3プレーヤをコントロールする水着まで発売されているとは!
壊れないのかな?

04:52 PM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.12.21

オリコンの課題

18日に書いた、オリコンによる烏賀陽弘道氏への名誉毀損訴訟について、オリコンがプレスリリースを出している。


また、それに対する津田大介氏の分析記事がこのページに出ている。


ゆっくり読んでから判断すべき部分はあるにせよ、ジャーナリストをこうしたコメントで訴える、ということは言論封殺を意図していると批判されても仕方がないだろう。
というより、オリコンは一体何を恐れているの?
烏賀陽氏個人をつぶさないといけないほどの何かが裏にあるのか?

音楽業界においてオリコンの影響力は絶大なものがある。5000万円という(オリコン全体から見ると1%以下らしいが)損害が出た(出る?)というならばオリコンとしては、まずはサイゾー編集部に反論記事の掲載を要求するのが筋だ。


それが受け入れられないなら、それこそ自分たちこそメディアをふんだんに持っているのだから、紙媒体でもホームページでも何でも使って、くだんの記事が事実無根だと主張すればよいことである。

ネットの時代である。
それに対する対抗言論も出てくるだろうが、それこそ今の日本の音楽産業のあり方を考えるよいきっかけになりうる話だ。

今どきオリコンチャートを参考に音楽を聴く、なんて人がどの程度いるのか定かではない。
だからこそ、烏賀陽氏のコメントにきちんと説得力を持って答えつつ、自分たちの仕事の正当性と正確さをアピールできれば、オリコンにとっても悪い話にはならないはずである。

チャートというものをやる以上、いくら誠実に調査をしたとしても、少なくとも「買い取り」などの手段でランクを上げようとする人がまったくないとはいえない。というか営業の立場ならやるだろうし、それがどの程度批判に値するのか疑問だろう。

また、その数字の裏には何かありそうだな、と考える人々が出てくるのもやむを得ないことだろう。
私に言わせれば、オリコンチャートの操作なんて話は半ば「都市伝説」みたいなもんである。


だからこそ、よけいに自分たちの仕事が多くのアーティストの生活に大きな影響を与えているのだから、自分たちの仕事の方法や、その正確性について、そして重大なのはその「限界」について、オリコンの影響力相応の説明責任あってしかるべきであろう。
要は、その説明責任を果たしてきたかということである。

02:44 AM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (2)

2006.09.04

脅威のインドパーカッションを聞く

「Super Percussion of India」というインドのタブラなど打楽器の名手によるパーカッションアルバムを音量を上げてじっくり聞いてみた。

めまぐるしく変わる多彩なリズムに身を任せるだけで、体も耳も、そして心まで自然に活発に動きだすのがわかる。

楽器「ダブラ」についてはこちらをクリック

09:56 PM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.08.25

◎ジャズリスナーの「一里塚」

◎ジャズリスナーの「一里塚」

ジャズが「おじさんの音楽」あるいは「大人の音楽」である理由は、ジャズという音楽が聴けば聴くほど「アンビバレント」を体験する音楽だと言うことだろう。

個々のジャズマンへの好悪は当然だし、同じジャズマンの演奏にも好き嫌いがあるのは当たり前だ。また何度聴いても自分の中には入ってきそうにない曲や演奏、ジャズマンがいるのも確かだ。しかし、ジャズそのものを愛せるかどうかは、そうした好悪や自分のわかる、わからないの感覚を越えた部分を感じられるか、ということだと思う。

例えば、ノラ・ジョーンズはこの本を読むまでは自分には無縁の人だと思っていたが、同業者たるジャズシンガーが以下のように発言するのを耳にすれば俄然聴いてみたくなる。

「何ていえばいいかな。激しく揺さぶられることはないけれど、じわーっと心に染み込んでくるような歌だ。バックも大げさなことはまったくやっていない。それでいていつまでも心に残る。
・・・こんな表現ができたらいいとぼくも思うよ。でも、これはやろうと思ってもできることじゃない。」
(ノラ・ジョーンズのアルバム『ノラ・ジョーンズ』に対するピーター・シンコッティのコメントから)

このようにジャズの新しい側面を見つけるもよし、「名盤」をジャズマンの視点で見直すもよし、いずれにしてもよし、より深くジャズを味わうためのよい羅針盤になってくれる本である。

聞き慣れた名盤も他のジャズメンの思いを読んでから聞くとまた新たな発見がある。
それがまた楽しいのだ!!

09:11 AM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.08.23

真夏の昼に黒い「枯れ葉」を

iTunes&iPodには2003年4月以来、ユーザーが聴いた曲の回数を記録する機能がある。

COMETジャズ部門で最もよく聞かれているのはビル・エバンスでもバド・パウエルでもなく、ボビー・ティモンズ「The Bobby Timmons Trio in Person」。

ジャズのアルバムの中で一番の愛聴盤である。

後藤雅洋おにいさんの「ジャズ選曲指南」(彩流社)で見つけて購入しiTunesに登録されたのが2005年3月になっている。それ以来聞き飽きないアルバムで、名だたるジャズの巨人を押しのけて、僕の中で一位に輝いている。

まずは「Autumn Leaves」。
この曲と言えば、エバンスの「Portrait In Jazz」やCannonball Adderleyの「Somethin' Else (BrueNote1595)」の演奏が超有名だ。
このアルバムの演奏、確かに上記の演奏に比べれば「B級」というおもむきがあるが、私には最もお気に入りの「枯れ葉」になっている。

もとはバラードなのに…この独特の疾走感!
疾走感といえば「Portrait In Jazz」中の演奏もかなりのものだが、ここでは「黒い」としか言いようのない黒人プレイヤー特有のビート感で押しまくられる爽快感がたまらんのだ。

しかも走りながらも微妙に表情を変えるタッチがまたしびれる。

そして、このアルバム最初の3曲の並びがまた絶妙。

枯れ葉でバラードを聴かせたあとはファンキーそのもののオリジナル「So Tired」、そして一転ゆったりムーディーな「Goodbye」と聞かされると、あとはティモンズの世界に引き込まれるばかり。

曲順の妙で聞かせてくれるアルバムでもある。

04:40 PM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.08.20

今日はBud Powellの日

昨日までのハードな仕事のあと、今日は一日休養日。

Bud Powellを聞いて過ごす。まずはThe Genius of Bud Powell。

0312powell

テイクの違う「Tea for Two 」3連発の迫力にノックアウトされる感覚がたまらない。

Bud Powellの中で一番好きなアルバム。


そして次がA Portrait Of Thelonious。

Bud_powell_portrait_of_thelonious

モンクの曲が力強いタッチで響き渡る。冒頭のOff Minorがお気に入り。

11:11 PM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.08.03

iTunes以外の音楽配信サイト

ジャズやブルースの周辺を調べるうちにレッド・ツェッペリンの曲を聴いてみたくなり、iTunes Music Storeで検索するも見当たらず。(Dread Zeppelinの曲はあったけど(^_^;)

やむなく日頃は訪れない国内系の音楽配信サイトを回ってみるが…

まぁ、探す場所がそもそも間違っているということもあろうからZeppelinの有る無しはさておいて、

●【OnGen】国内最大級の音楽ダウンロード・配信サイト:OnGen USEN
「はじめての方へ」ページで環境確認。Macintoshの動作保証がないのはまぁ仕方ないとして形式が「Windows Media Player 10」。無理じゃないとは思うけど有料で試す気にはなれず。

Mora [モーラ]
ダメもとで行ったらやっぱりダメ(>_<)Windows故障中のCOMETには使うこともかなわず。Windows用のソフト「SonicStage」が必要ではどうしようもない。

music.jp
何とここは門前払いされました(>_<):Macintosh向け門前払い画面

エキサイト ミュージックストア
門前払いはなかったけど、事実上使用できず。

やはりiTunes Music Storeはありがたい存在だ。
というよりも日本の音楽配信サイトの現状はこれでいいのか?
なんでオープンな環境を整えないんだろう。これじゃ、とても普及しないよ。

11:21 AM in 音楽 | | Comments (1) | TrackBack (0)

2006.06.14

岩城宏之さん逝く

2006年06月13日17時18分 アサヒコムの記事から

日本を代表する指揮者で、積極的な新作初演や執筆活動を通じてクラシック音楽のすそ野を広げたNHK交響楽団終身正指揮者、岩城宏之さんが13日午前0時20分、心不全で死去した。73歳だった。

最近では『週刊金曜日』での連載が楽しみな読み物だった。
そして何よりも昨年シンフォニーホールでの「阪神大震災10年」演奏会でストラビンスキーの『火の鳥』を岩城さんの指揮で聞き、最高の統率力を体感し、直に握手して暖かそうな人柄を感じることができたことがよい思い出だ。

ご冥福をお祈りします。


01:21 AM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.06.07

関大図書館での先月の収穫

関大図書館での先月の収穫

関大図書館には一年間に約六万冊もの図書が入って来るのだと言う。
毎週講義がある度に図書館に立ち寄るが、その時の楽しみの一つが新着図書コーナーを覗くことだ。
この本は今月最高の収穫。

1930年代から60年に及ぶジャズ評論誌「ダウンビート」から100本以上の記事が収録され、そのままジャズ史の生きた証言になっている。


12:30 PM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.02.15

追悼:伊福部昭さん

2月9日 朝日新聞社会面
ゴジラ」作曲、映画音楽の名手
伊福部昭さん死去 91歳

dsc00260.JPG

いささか旧聞であるが、映画ゴジラの「ダダダン・ダダダン…」でおなじみの伊福部昭さんがなくなられた。日本の作曲家の中でも武満徹さんに並ぶ人気者で、私もNAXOSのCDを愛聴している。

独特の煌めくようなリズム交代が実に印象的な「シンフォニア・タプカーラ」が大好きだ。
これからもっと再評価されてしかるべき作曲家だと思う。

01:07 PM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (1)

2006.02.13

なんでこういうCDが?

いまTSUTAYAでは半額クーポンセールをやっているので、ほぼ毎日のように何か借りているのだが、今日はこんな物件を発見。

ブクステフーデカンタータ
トン・コープマン指揮 アムステルダム・バロック管弦楽団

TSUTAYAはクラシックに関してたまに変わったものを置いているが、これは今まで見た中でも極め付けに変わった物件。

これ誰が借りるんだろう、と考えたら「僕しかいないじゃん」f^_^;となった次第。不覚にもブクステフーデという作曲家は、何曲か聞いたかしらというくらいで、あまり印象がないのだが、TSUTAYAさんがせっかく貸してくれるというのだから、一度腰を据えて聞いてみることにしよう。

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comet@kobe
Vodafone
comet@kk.iij4u.or.jp
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07:11 PM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.02.03

今日のお買い上げ

クライバーとバイエルン国立歌劇場管弦楽団によるベートーベン第七番

正規盤としてこれが初出とは!(ノ゜O゜)ノ
もう何も考えずに購入。f^_^;

でも2年くらい前にだされた同じコンビによるベートーベン第6番の出来があまり良くなかっただけに、今回もここまで出るのが遅れたのにも理由があるのかも…

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03:20 PM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.02.02

小澤征爾氏年内の活動キャンセル

アサヒコム 2006年02月01日22時00分の記事より

ウィーン国立歌劇場は1日、指揮者の小澤征爾氏(70)が、健康上の理由で今年末まで同歌劇場の音楽監督としての活動をすべてキャンセルすると発表した。

1/31の記事へのカール先生のコメントで初めて知った。
「永遠の青年』と思われた世界の「オザワ」ももう70歳。といってもこれまでのクラシック界の巨匠から見ればまだまだがんばらないといけない年齢だ。ぜひ元気に復帰してもらいたい。

気になるのは、よもやとは思うが病名の「気管支炎など」の「など」に変なものが含まれていなければよいが、ということだ。

01:25 AM in 音楽 | | Comments (1) | TrackBack (1)

2006.01.31

今年のニューイヤーコンサートは

ほぼ毎年CDで購入していたウイーンフィルのニューイヤーコンサートも、ついに今年はiTunesMusicStoreで2000円、ビデオクリップ付で購入。

指揮はマリス・ヤンソンス、実はこの人についてはあんまりよく知らなかった。こういう人らしい

060130_0036.jpg

プログラムは、例年に比べてオーソドックスな印象。シュトラウスファミリーの曲に関しては、ほとんどの曲が聞いたことがあるものだったが、モーツアルトイヤーということもあって、フィガロの序曲やら魔笛のメロディーなどをテーマにしたランナー「モーツァルト党」とかなかなかおもしろいプログラムだ。

ヤンソンス氏の指揮が実にすなおで聞きやすい。とにかく癖がなく(この辺は好みが別れるかも)、音も実に滑らかに流れるといった印象で、好感の持てるいい演奏だと思う。

10:38 PM in 音楽 | | Comments (1) | TrackBack (0)

2005.10.07

私的録音録画補償金についてパブリックコメントをしました

文化庁が募集していた以下のパブリックコメントに応じ、意見を送りました。後半に全文を掲げております。

「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会 審議の経過」に対する意見募集について

少々無理のある部分もありそうですが、今の時点で私的録音補償金制度について私が思うことは十分に表現できていると思います.
本当はもっと言いたいことはありますが…

要するに、権利者団体(断じて権利者そのものではない!)は、もっとユーザを見てものを言ってもらいたい、ということです。

件名:「法制問題小委員会意見募集について」
(個人情報省略)

意見
下記の点に付き、音楽ユーザとしての立場から意見を申し述べます。
2.私的録音録画補償金の見直しについて
(1) ハードディスク内蔵型録音機器等の追加指定について
(2) 汎用機器・記録媒体の取扱いについて
(3) 政令による個別指定という方式について
(4) その他(私的録音録画補償金制度の課題について)

まず、iPodに代表されるハードディスク内蔵型またはフラッシュメモリ内蔵型録音機器等を私的録音録画補償金の対象として追加することに強く反対いたします。また私的録音録画補償金制度自体が現在の技術的状況の中で意義を失いつつあるものであり、廃止すべきと考えます.
理由は下記のとおりです。

A)ユーザ側から見てこうした機器への音楽データのコピーはデータの配布が目的ではなくもっぱら個人が音楽を自由な場所で音楽を楽しむための処理です。正当な対価を支払って入手したCDまたは音楽データについて、自分のライフスタイルに合わせてそれを聞くためにまた料金を支払うというのは二重の負担をユーザに強いるものであり、不当なことと思います.

B)こうした「ハードディスク内蔵型機器」は汎用性があり、このような機器を「補償金」の対象に含めるならば、論理的には、その機器に音楽データを送り込むためのパソコンもその対象にしなくてはならず(データをハードディスク内蔵型機器に移さずパソコンで音楽を聞くこともありえます)、更には音楽データを記録することができるというだけで、すべての汎用性のある機器を補償金の対象にしようとすることにならざるを得ません。このようなことはこうした機器の汎用性から見て、音楽に利用しないユーザからも補償金を徴収することになり、それは権利者側の過剰な利得と考えざるを得ません.

C)音楽データの違法配信などの著作権侵害は確かに権利者側の皆さんにとり深刻な問題であり、私も教育現場で著作権の尊重に留意するよう学生を指導しております。
かつて権利者側はかつてこうした不法な配信に対して、それを認知,摘発するための方法を十分に持ち合わせていませんでした。しかし近年の技術の進歩に伴ってジャスラックを中心にこうした違法配信を認知する技術を既にお持ちであるかまたは構築中であり、実際に裁判に訴え賠償金を得るなどの成果を既にあげておられます。こうした中で、すべての音楽ユーザを「著作権侵害者予備軍」とみなすようなこうした「補償金制度」はその意義を失っていると考えます.

D)また、合法的な音楽配信サービスにおいては、DRM 【デジタル著作権管理】技術により零細な「私的利用」を越えたコピーに関してはそれを抑止または監視する技術もととのいつつあります。またDRM 【デジタル著作権管理】技術の施された音楽データを購入する、またはCDから音楽データを移動させるときにDRM 【デジタル著作権管理】技術により権利表示を施すことでコピーの防止または違法配信時の行為者特定も可能になると思われます.こうした技術が整えば、CDまたは音楽データ購入時に、一定の「補償金」を上乗せして私的録音を認めることもできるわけですから現在の「どんぶり勘定」にも等しい私的録音録画補償金は必要ないと私は考えます.

つまり、「ハードディスク内蔵型機器」のような汎用機器に課金するというのではなく、音楽がCDあるいはコンピューターのデータの形でユーザに販売される際に、必要ならば「保障金」を価格に上乗せして徴収するのが筋であると考えます。もちろんその際にユーザに対して著作権に関する現状と、補償金の著作権者への配分システムについて納得のいく説明がなされることが前提でありましょう。
CDに「補償金」を上乗せするに当たっては、、「ハードディスク内蔵型機器」にデータ移動をしないユーザにも課金する事になる」という反論が予想されます.しかし、説明として可能性があるのは、例えば、かなり先のことになると思われますが、CDが音楽媒体としての役目を終えるような事態が起こったとき、ユーザとしてはそれをパソコンデータその他の媒体の形に保存し直して、音楽を所有し続けたいと考えることが予想されます。そうした場合に、新しい媒体により著作権者に本来入るべき権利に関する費用を、前倒しする形で「保障金」という形で徴収するのだ、という説明も可能と存じます。

したがって現在のような「私的録音録画補償金」制度は廃止し、個別のデータの売買の中でしかるべき補償金に該当する措置をすべきであると思います.

02:24 PM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.09.10

私的録音録画補償金に関するパブリックコメントを準備

文部科学省が「私的録音録画補償金の見直しについて」に関して意見を求めているらしいので、書いてみることにした。

上記のページを見ればわかる通り、正確には私的録音録画補償金に関してだけではないのだが、ここはiPodのユーザとして「私的録音録画補償金」制度について一言述べておくのは無駄ではあるまい。

まず参考になるデータをリストしておく。

「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会 審議の経過」の概要

私的録音録画と著作権:社団法人 著作権情報センター

私的録音・録画補償金制度:JASRAC

私的録音録画補償金制度の問題点とJEITA の見解:(社)電子情報技術産業協会

速やかに「iPod課金」を——音楽関係7団体が強く要望:ITMedia

01:02 AM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.09.06

音楽配信・音楽流通に関する話題2つ

いよいよソニーミュージックがiTunes Music Storeへ

いよいよ来ますね。ここは素直に歓迎しましょう!(^○^)

新たなCDコントロール技術「セキュアCD」

Windowsでは、3回までの一括CD-Rの書き込みおよびハードディスクへのリッピングが可能。ただしiTunes(Windows版)など他のソフトではリンピングなどは不可能。ファイル形式はWMAのみ。

でもMacintoshではiTunesが起動してリッピングなどもできる、という何とも不思議な仕様。(^_^;)
CCCDよりはましみたいだけど、やっぱり買うとなるとあんまり買う気がしませんね。

12:20 AM in 音楽 | | Comments (1) | TrackBack (0)

2005.08.20

50円アルバム配信はエラー\(●o○;)ノ

先に忌野清志郎・RCサクセションのアルバムをiTMSで50円で購入という記事をエントリーしましたが、なんと!iTunes Music Storeのデータベースエラーだったようです。
\(●o○;)ノ \(●o○;)ノ \(●o○;)ノ (こりはびっくり!)

詳しくはこの記事を参照してください。

データベースにエラーが起きている点も、ユーザーに不安を与える要因になりうる。iTMSでは忌野清志郎などのアルバムの一部が50円で販売されるというエラーが起きていた(ただし8月19日時点で、50円で販売されていたアルバムはiTMS上から削除されており、購入はできない)。

そういえば、50円でアルバム購入したとき、いつもなら私のメールアドレスに送られてくるはずの「受領番号***********」のメールが未だに送られてきていません。もしかすると私が購入したことでiTMSが気がついたのかもしれません。

いやー(^_^;)、これは貴重な体験をしたことになりますね。さすが清志郎!やってくれるぜ、と小躍りしながら購入したのですが…
ヘ(^ヘ^)(^ノ^)ノ
こんなエラーならばユーザ大歓迎なのですが、私からみると検索がうまく行かない場合があるように感じて、そちらの方が不安です。特にiMixやポッドキャストの検索で、自分のが引っかからないとか・・・(^_^;)

関西大学「情報処理2」受講の皆さん、こういうことがありますからデータベースへの価格などの入力においては、入力ミスを防ぐため「値制限」などの設定をフィールドに行うことが大変重要です。(・・・って突然講義モード(^_^;))
他にも「50円アルバム」を購入された方もおられるようです。

なお、この記事には各レコード会社のiTunes Music Storeへの配信状況が一覧表になっています。まだ、かなりのレコード会社が参加を見合わせているのですね。

08:01 AM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

iTunes Music Storeで見つけたお買い得品

iTunes Music Storeで音楽をブラウズしまくっていると、我々世代にとってはとってもお買い得な品を見つけました。

いずれもアルバムで、
  ●忌野清志郎  Good Bye Emi
  ●忌野清志郎  レザー・シャープ
  ●RCサクセション コブラの悩み

何と・・・!

いずれもアルバムで「50円」という格安さ!
なんでこんな値づけになっているのかはわかりませんが、即座に購入/ダウンロードしてしまいました(^_^;
中には知っている曲もあるんだけど、こんなにまとめて聞くのははじめてのこと。やはりiPodと同じくiTunes Music Storeも私の音楽の世界を広げてくれます。

忌野清志郎とかRCサクセションといえばお騒がせロックバンドとして有名ですが、その永遠のロック魂に敬意を表して(といっても安いですが(^_^;))の購入です。

02:36 AM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

iTMSの新着情報をチェック

iTunes Music Storeに新規追加された曲をいち早くチェックしたい、というあなたには・・・
iTunes Music Store RSS Generator
がおすすめ!

使い方は、・・・

上部のポップアップメニューから国、種類、表示する数を選択して、興味のあるジャンルにチェックを入れてから「Generate」ボタンを押します。そうするとRSSのURLが出てきます。そこでこのURLをお使いの RSS リーダあるいはRSS 機能付きのブラウザ登録すればすぐに使えます。

早速、うちのFireFoxとサンダーバードに導入しました。これは大変便利です。

12:02 AM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.08.05

iTMS対?

昨日始まったiTMS。

昨日一晩すっかりはまって、10曲購入とブラウジング。
ブラウズをしているだけでもなかなか楽しい。すでにリッピングした曲のアーティスト欄や曲名欄についているミュージックストアリンクをクリックすれば、たちどころにそのアーティスや曲の入った商品が表示される。その機能を使って見つけたのが、

ローリンド・アルメイダ のBrazilliance Vol. 2というアルバム内の'Round Midnight(モンク作曲)。
ラテンギターで奏でる、モンクの名曲中の名曲はなかなかの味わい。
これを見つけただけでもなかなか満足な一日だった。

さて・・・

さて、にぎにぎしくスタートしたiTMSだが、本当のライバルは[MORA]でもナップスターでもない。

日本におけるiTMSの最大の敵はレンタルCDショップであろう。

まず価格が違う。iTMSでは1曲あたりだいたい150円で購入できるのだが、レンタルCDショップならば旧作だと250円〜300円で「アルバム」を借りることができる。

今日の朝日新聞に掲載されていたS・ジョブズのインタビューには以下の発言がある。

---日本には安いレンタルCDがあります。 「借りに行き、持ち帰り、また返すのは大変。ネット配信なら2分で買える」

確かにそうかもしれないが、CDレンタルはもう20年以上も日本に定着したサービスで借りだしや返却が大変という感覚は日本人には少ないのではなかろうか。
また2分で買えるといっても、先に述べた通りバカにならない価格差だ。

実際、今日私はアートペッパーの「モダン・アート」というアルバムを借りてきたが、1週間レンタルで200円、iTMSで買うとなると1500円払うことになる。(ただしiTMSのアルバムはボーナストラックのついた音源)

また歌詞カードがないのもiTMSには不利かも。
さてこのような状況の中、iTMSはどの程度日本で普及するだろうか?

11:55 PM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.06.23

ロックとJポップ

友人のちいしゃが「COMET師匠にロックとJポップを指導するオフ」を企画してくれているらしい。(^_^;)

iPodの影響で聴く音楽の幅は広がり、特にジャズに関してはもう相当な数のアーティストを聴いたが、Jポップになると陽水とみゆきさま(2人をJポップと呼ぶのはどうかという意見があるのは承知(^_^;))くらい。あとは最近J-Standardというコンピウレーションを聴いていてあれは意外とお気に入りだったのだが、ちいしゃはどうも「それは甘い」と思っているようだ。(^^ゞ

ロックになると「ガンズ・アンド・ローゼズ」と「マリリン・マンソン」くらいだ。「マリリン・マンソン」を聴く、と人に話すとたいてい意外な顔をされる。でもあれって歌詞は過激だけど音自体はすごくきれいだと思うんだが…

もうちょっとまともなやつをちゃんと聴きなさい、ということであろう。

オフが楽しみである。(^○^)

04:22 PM in 音楽 | | Comments (1) | TrackBack (0)

2005.06.19

カルロ・マリア・ジュリーニを悼む

2005年 6月16日 (木) 07:56(時事通信)より

大指揮者カルロ・マリア・ジュリーニ死去、91歳 【ローマ15日】イタリアが生んだ20世紀の最も偉大な指揮者の1人、カルロ・マリア・ジュリーニ氏が15日、イタリア北部のブレシャの病院で死去した。91歳だった。長い病気を患い、1988年以来、音楽活動から身を引いていた。

いまから29年前、中学生だった私が初めて聞いたクラシックオーケストラのコンサートがジュリーニ指揮のウイーン交響楽団だった。プログラムは、メインがマーラーの交響曲第一番『巨人』で、私が初めて聞いたマーラーの曲でもある。

あのフェスティバルホールの最上階の、そのまた一番奥の「学生席」で息をひそめながら、ドキドキしつつ、自分なりに一生懸命集中して耳を傾けていた。今でもそのコンサートのプログラムは大事に取ってある。

いろいろな演奏家を聴くようになってからは、ゆったりとしたテンポが自分とは肌合いが悪い印象が強く、あまりCDも持っていなかったけど、まだ若かった私に幸せな経験を与えてくれた感謝と、追悼の気持ちを込めてミラノ・スカラ座フィルハーモニーとのベートーベン「英雄」を購入。

改めて聞くと、昔ほどの肌合いの悪さは感じない。でもこの指揮者の本当よさがわかるにはまだ少々時間がかかりそう。しかし、いつかその日は必ずやってくるように今日は感じられた。

ご冥福をお祈りしたい。

05_06_18_13_10

10:20 PM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.05.24

J-Standard002「地球に生きる」を聞く

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J-POPなんて、陽水とみゆきさま((c)先崎8段)くらいあればいいと思っていたが…
ツタヤで、これを見つけて思わず手に取ってみた。

このJ-Standardというシリーズは、津田大介『だれが「音楽」を殺すのか?』翔泳社(いわゆる「オンコロ」(^_^;))にも紹介されたシリーズで、「何年経っても色褪せない、普遍的な魅力を持ったメロディーと歌詞からなる楽曲」のこと。

音楽製作者連盟の提唱で昨年4月に出されたもの。
面白いのは、選ばれた曲が「新しいもの」から「古いもの」へと並べられていて、それぞれの世代になりに違った感じ方ができるだろうということ。それと一枚一枚にテーマがあり、毛色の違うアーティストが同居していながら不思議な統一感があることだ。

例えばこの002で言えば、途中次のように並んでいる。
島唄 THE BOOM
あなたに会えてよかった 小泉今日子
最後のニュース 井上陽水
Flowers For Your Heart すべての人の心に花を 喜納 昌吉 & チャンプルーズ

キョンキョンの次に陽水が流れるとさすがにのけぞる感じだが、歌詞や雰囲気を良く聞いてみるとこれがなかなか悪くない感じなのだ。前後に沖縄関連の曲があるのも僕にはうれしい。

あまりJ-POPには興味のない僕だが、これを聞いていると「ああ、こんな曲あったね」と何となくメロディーまで浮かんでくる曲も少ないことに我ながら驚く。それほどこのコンピレーションの選曲が優れているということだろう。

11:49 PM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.05.06

私の好きなモーツァルト

私の好きなモーツァルト

おとといのちいしゃどんとの宴会(^_^;)で話題になったギレリスによるピアノソナタ集。
ちいしゃどんとの宴会の話はこちらをクリック

ギレリスというピアニストは、私が一番「信用する」ピアニストの一人。
ギレリスといえばベートーヴェンの演奏に定評があり、私もベートーヴェンのピアノソナタはギレリスの演奏で持っているが、一番の愛聴盤は実はこのモーツアルト。無人島にiPodを持っていけず(^_^;)、CDしか持っていけないのなら必ずこのCDを持っていくだろう。

何といっても聞きどころは、K310の「硬質な」演奏。他のピアニストのモーツアルトではまず聞くことができない力感とタッチの多彩さがあいまって、細部にまで曲に深く引き込んでくれる。

12:11 AM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.03.30

おいおいそういうことかい?!

日経ビジネス 三月二八日号にアップルを追撃しようというソニーの動きについて記事が出ていたので、なぜか立ち読み防止のビニールを被った(>_<)同誌を購入。

ソニーがアメリカで開いている『コネクト ミュージックストア』にアクセスしたら、IE以外はお断りのページが。

おいおい、これからはオープンな技術を採用するんじゃなかったのかよ?!と記事を読んだ直後の私がツッコミ。

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12:09 AM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.03.26

音楽著作権とジャスラック

ニッポン放送とホリエモンの騒動を眺めているうちにまたまた、「なんで日本でiTunes Music Storeが始まらないのか?」という疑問が頭をもたげ、関連記事をネットであさってみる。
そうするとどうしてもJASRAC(ジャスラック:日本音楽著作権協会)という言葉から逃れることができない。

そこで、音楽著作権/ネット配信/JASRACでいろいろ調べてみると、出るわ、出るわいろんな話で、「あたまがスポンジーーー!」((c)ゆうきまさみ:笑)

一番印象に残ったページが以下の二つ。

音楽著作権とJASRAC問題(作曲家玉木氏のページ)

新潟のジャズ喫茶スワンのページ:ここにJASRACを考えるのページがあります)

ある意味内側にいる人間からも、また著作権料を徴収される人々からも、これほどの怨嗟の声が上がる団体も珍しいのではないか?
玉木氏のページでは、音楽著作権料の配分がずいぶんいい加減であること、また先の阪神応援歌事件でもみられる通り、そもそも作者不詳の曲の著作者を詐称しても、それを受理してしまうずさんな著作権管理の実態がかいま見られる。

そして、そうしたずさんなことをしておきながら、長年ジャズ喫茶を経営し地域のジャズフェスティバルの運営にも関わるスワンのご主人に「音楽文化の振興は関係ありません。著作権を守る事が音楽文化の振興です」と言い放ちつつ、地域振興の小さなイベントからも利用料を請求し、スワンには10年分を払えと言う。金額をみるとジャズ喫茶を開こうと思っても開店前から赤字確実で開く気にならない。そりゃ、こんなことをやっていたら恨みも買おうというものだ。


特に傑作なのが、スワンのご主人の以下の言葉だ。

JASRAC評議員の玉木氏のHPに「3億円も収入の有るコンサートの使用料が20万円というのは安すぎるのではないか」との発言がある。「先生大丈夫ですよ、100万円の収入のコンサートからも20万円取れる仕組みがあるのですから」ということでしょうか。

これほど、JASRACの問題点と、同じように音楽を愛するはずの作家と著作権利用者のおかれた状況の悲惨さが表れている言葉はない。

11:47 PM in 音楽 | | Comments (1) | TrackBack (0)

2005.03.17

母艦マック収容曲一万曲突破!

昨日母艦Macintoshに収容した音楽の曲数が10000曲を越えた。

どうということもないが、2001年からiPod&iTunesを使い始めて4年弱での10000曲到達だ。
iTunesが出た頃、これで10000もの曲をパソコンで管理するなんて考えてもいなかった。
10000曲目は、NHKのラジオ英語会話のCD(^_^;)

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もっともクラシックが多い私の場合、10000という数はそのまま曲数ではなく10000トラックとでも言った方がよいだろう。そこでちょっと統計してみた。

ジャンル内訳
クラシック  299アーティスト  528アルバム  6303曲
ジャズ     57アーティスト  146アルバム  1295曲
J=POP     6アーティスト  18アルバム    191曲
World(沖縄など)37アーティスト 19アルバム   319曲
といったところ。

まだ聴いてない曲(曲の最後までかけられたことがない曲含む)が、3914曲(^_^;)。
聴いていない曲が四割近くもあると言うべきか、もう6割以上は聞いたことがある、と言うべきか。

またできたら続報を…

12:32 AM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.03.12

後藤雅洋著『ジャズ選曲指南』彩流社

iPodを使うようになって何が一番変わったといって、自分が聞く音楽の幅が格段に広がったことが一番大きいだろう。

クラシック一本槍でジャズなんてビル・エバンスさえ知っていれば十分と思っていたが、iPodとともに生きるようになって、ジャズを中心に自分でも驚くほど聴く音楽の種類が増えた。

だからせっかくジャズをたくさん聞くようになったんだから、すこし違った楽しみ方はないものかと本屋でジャズ関連本を眺めて目に付いたのがこの本。

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著者の後藤のお兄さん(あえてそう呼ばせていただく)は、私にとってジャズの導き手というべき人。ジャズライターにもいろんな人がいる。妙に「●●を聴け!」と絶叫するタイプが私は大の苦手(;-_-;)。その点、後藤のお兄さんはそれぞれのミュージシャンについて聞き手の立場から達意の文章で、そして自分の感覚に正直な解説をしてくれる人。

『ジャズの名演・名盤』 講談社現代新書
は右も左も分からなかった私にジャズを聴く楽しみと、多くのアーティストを紹介してくれた恩人のような本だ。
その中でモンクやペトルチアーニといった私にとっていまやかけがえのないアーティストと出会うことができた。

さてこの『ジャズ選曲指南』は、ジャズ喫茶を経営している後藤のお兄さんがジャズ喫茶でかける曲の選曲パターンを披露しようという本である。

前書きがまずおもしろい。曰く、CD時代になってアルバムの長さが一時間以上にもなり飽きてしまう。なぜかというと、


人間の注意力が持続するのはせいぜい30分が限度、つまりアナログ時代の片面およそ20分の世界は、それなりに人間の生理にマッチしていたことになる。だから昔のファンはじっくりとミュージシャンの個性を掘り下げて聴き取ることができた。

そこでお兄さんがジャズ喫茶で曲をかけるパターンである「四枚聴き」を紹介してくれるわけだ。
四枚聴きとはアナログレコード換算で片面四枚をワンセットにして楽しもう、という趣向で、その中で起承転結を作って喫茶にくるお客さんに楽しんでもらう。四枚聴きはトータル1時間半ほどで、それはちょうどジャズ喫茶にお客さんが滞在する時間とのこと。

その1時間半の中で、選曲の趣向を効かせて楽しむという仕掛けである。

例として前書きの中にごく初心者向けのパターンが載っている。
1:マイルス・デービス「フォー・アンド・モア」から3曲
2:ソニー・ロリンズ「ヴィレッジヴァンガードの夜」から3曲
3:カウント・ベイシー オーケストラ「アトミック・ベイシー」から6曲
4:ビル・エバンス「サンデー・アット・ヴィレッジバンガード」から3曲

まずマイルスのトランペットで景気よく初めて、ロリンズのサックスでシックな雰囲気に酔い、ビッグバンドのサウンドで気分を盛り上げ、最後にエバンスのピアノトリオでリリカルに終わる。

こうした趣向の選曲パターンを「初級編」、「中級編」、「マニア編」、「変則わざ」に分けて紹介している。

選ばれているアルバムも「定番」とは違って、ジャズ喫茶にやってくるお客さんごのみの、少々コアな選択になっていて、「定番」を聞き飽きた人たちには格好のレコードガイドにもなる。

04:30 PM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.01.02

今年のiPodクラシックの一曲目

アンドラーシュ・シフのピアノによるバッハのパルティータ。

アンドラーシュ・シフは私の信用するピアニスト。
アンドラーシュ・シフについてはこちらをクリック

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04:13 PM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.01.01

今年のニューイヤーコンサート

NHKで、ウイーンのニューイヤーコンサートの中継をやっていることはわかったいたが、なぜかへそまげて去年の(2004年)のコンサートの音楽をiTunesで聞いていたら、さすがにわびしくなったので(^_^;)テレビで今年のコンサートを見る。

指揮は、ロリン・マゼール。うっ(^_^;)、歳とったね、マゼールも…
一瞬だれだかわからなかった。

ちょうど「美しく青きドナウ」の演奏中。

恒例の指揮者による新年挨拶は、インド洋津波などの話もあり、異例に長く感じた。
マゼールは、最近の政治的な不安定状態、自然災害似ついてあえて触れ、音楽による心への貢献を訴えていた。ささやかながらWHO(世界保健機関)への貢献の話もあった。

いろいろ難しい年の初めだが、こうして音楽を楽しめる身に感謝し、遠くで苦しむ人に少しでも思いを馳せたいものだ。

今年は、いろいろの災害のせいか「ラデツキー行進曲」が演奏されなかった。それだけ大変な災害だったということか。

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「美しく青きドナウ」の
バレエシーン
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09:42 PM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (1)

2004.11.03

久しぶりに買ったCD

昨日の夕方、娘と久しぶりにゆっくり遊んだ後、三宮に出かけタワーレコードに入る。

レコード店に立ち寄ること自体が久しぶりでいろいろ見てまわると前から気になっていたCDが目についた。

「ミシェル・ペトルチアーニ」

ミシェル・ペトルチアーニの出世作「ミシェル・ペトルチアーニ」(Owl)。

骨の奇病のため、映画「ブリキの太鼓」の主人公のような肉体的ハンデを持っているが、久しぶりにCDをかけた瞬間に好きになった。驚異的なテクニックもさることながら何よりもタッチの多彩さ!まず一曲目"Hommage a Enerlram Atsenig"(ペトルチアーニのオリジナル曲)で、僕好みの、跳ね返るような硬質なタッチを見せたかと思うと、3曲目"Christmas Dreams"では、硬質ながらも、かたりかけるような軽さを含んだタッチを聞かせてくれる。
この微妙なタッチの感覚がたちまち僕を魅了した。

01:18 AM in 音楽 | | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.09.18

喜ばしいニュース(^-^)V

今日の毎日新聞朝刊 経済面
「CDのコピー禁止機能全廃」

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プロ野球のストライキという悲しいニュースの一方で、よいニュースも。

もともとコピーコントロールCDなど見向きもしなかった。著作権保護という意向はわかるけれども、だからといって通常のCDプレーヤーでもかかるかどうかわからない、下手をすると再生装置を壊すかもしれない、というような「欠陥商品」を堂々と売る神経はどうかしているとしかいいようが
ない。

結局、iPodの普及や音楽のネットワーク配信の進展にかえってCDが売れなくなるかも